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ここは山形県の最北端「新庄」。中山間地帯に属する米単作の町。「あきたこまち」、「ひとめぼれ」、「はえぬき」などの品種をなりわいとして栽培しています。

 

それとは別に農家が自分で食べる分だけ作っている米があります。昭和30年代から作り続けている米で「さわのはな」といいます。梅雨を越しても食味が落ちないといわれる不思議な特性を持っています。農家の舌でえらばれたベストワンのお米です。食べた人で驚きの声を上げる人もいます。「もっと早くこの米に出会いたかった!」と。誰にも知られることもなく、この新庄の地でひっそりと生き続けています。

戦後の東北・山形が生んだ文化遺産ともいうべきこの在来種をトラストにかけます。きたるべき遺伝子組み換えイネを撃つために。作る人、食べる人が共に手をたずさえ、燎原を焼き尽くすような運動を始めましょう。

佐藤恵一「さわのはな」生産者

在来種「さわのはな」(無農薬無化学肥料)考


在来種の「さわのはな」について

2000年9月神奈川環境会議において次のような実験が行われました。常温で3日間水につけて、芽出しの状態をみました。3日後の芽出しの状態は

  • さわのはな:100粒のうち未発芽のコメは4粒
  • こしひかり:100粒のうち未発芽のコメは11粒
  • ひとめぼれ:100粒のうち未発芽のコメは37粒
  1. 「さわのはな」は粒は小さいのに胚芽の力がつよく、芽出しが活発で、生命力の強いお米であることがわかりました。

  2. 「さわのはな」は粒は小さいのに、胚芽の部分が他のお米にくらべて多いのです。それだけ子孫を残す力も大きく、胚芽の部分に含まれる生命を育むバランスのとれた栄養素も大きいということになります。

  3. 他方精米にしますと、胚芽の部分が多いために1.2割〜1.5割も少なくなってしまうそうです。しかも胚芽がしっかりとついているので、取り除くのに時間がかかるお米だそうです。「どうか胚芽を捨てないでください」といっているようですね。

  4. 「化学肥料が好きでない」お米でもあるそうです。「倒伏していやがる」「多収穫には向かないが、無化学肥料無農薬には向いている」とお百姓さんは言っています。

玄米について

  1. 玄米は精白米対比で、タンパク質を構成するアミノ酸の一種でギャバといわれているものは10倍、食物繊維は3.7倍、ビタミンE4倍、ビタミンB1.3倍、カルシウム1.7倍、マグネシウム3.3倍といわれています。非常にバランスのとれた穀物で、豆類と共にとりますとますますバランスの整ったものになるそうです。

  2. 化学肥料の多いお米は水を多く必要とし(栽培時)、粒は丸々として揃っています。しかし化学肥料や農薬によって田んぼの自然環境が変化しており、お米の生命力や栄養構成も異なっても不思議ではないでしょう。

  3. 玄米は水に一晩しっかりつけておきますと、胚芽の内部に変化がおこり、胚芽にふくまれるギャバが増加するといわれています。芽出し玄米の原理と同じなわけです。ギャバの効用として、(イ)血圧をさげる。(ロ)動脈硬化を抑える。(ハ)脳への血行をたかめ、脳への酸素供給を増加させる。(ニ)脳細胞の代謝を活発にする。(「芽出し玄米」より)とあります。胚芽の力がつよく芽出しが活発な「さわのはな」は玄米で食するに最も適したお米といえましょうか。

  4. 私の経験では、かむ回数が多いほど甘みがでてきます。しかしお勤めをしていますと、咀嚼に時間をかけられないので、7分づきに2割ぐらい玄米を入れて食べやすくいたします。体調をくずしたりした時は、玄米の割合を増やし原則に近づけます。

文責 阿部文子 



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